「必ず行きたい世界の旅行先」「おとぎ話のような温泉街」 #千と千尋の神隠し #SpiritedAway #台湾・九份 #阿妹茶樓 
アクセスですが、 
鉄道を利用する場合は、山形新幹線の大石田駅で下車、大石田駅から銀山温泉までは、宿のバスが送迎してくれます。(事前予約が必要です。) 
 
そして、能登屋旅館の予約方法とお勧めの部屋ですが、 
私は能登屋旅館の公式サイトから予約を行いました。予約の受付は、宿泊希望日の6ヶ月前の月初(1日)から開始されます。開始直後に満室となっている場合でも、キャンセルによって空室が出ることがありますので、私はこまめに公式サイトを確認し、キャンセルが出たタイミングを狙って予約を取りました。 
詳しくは、概要欄に記載しますので、そちらをご覧ください。 
『 
能登屋旅館 URL:https://www.notoyaryokan.com/  
能登屋旅館 電話番号:0237-28-2327 
予約ページ 
reserve.489ban.net/client/notoyaryokan/0/plan 
↓ 
このURLで、「空室カレンダー」を検索。 
空室のあった日の予約を行う。 
』 
 
私のお勧めは、本館・川側ですが、2階・3階の選択はできないので、
2階からの景色と3階からの景色の写真を載せておきます。 
(能登屋から見えた風景を図解説明付で載せておきます。) 

午後2時15分、能登屋旅館の送迎バスに乗って、銀山温泉に到着しました。 
到着後、チェックインの際に「展望露天風呂」の時間を予約します。 
先着順ですが、私たちは昼間の展望を楽しみたかったので、午後2時20分から3時までの時間帯で予約を取り、のんびりと露天風呂に浸かりました。 
 
夕食は6時半、それまで時間がたっぷりあるので、少し散歩に出かけることにします。 
銀山温泉と言えば、夜のライトアップが有名ですが、昼間見る銀山温泉も、まるで時代を旅しているような趣がありますね。静かな川の流れや、石畳の通りを歩くだけで、とても懐かしい気持ちになります。 
 
『説明』 
・こちらの能登屋旅館は、明治25年(1892年)創業の老舗旅館で、木造三階建ての美しい建物が特徴です。大正ロマンの香り漂う建築様式は、国登録有形文化財に指定されており、温泉街の象徴的存在として知られています。 
また、こちらの旅館は名作ドラマ「おしん」のロケ地の一つとして知られていて、この温泉街や雪景色が登場しています。そしてこのドラマの影響で、銀山温泉は国内外で広く知られるようになったといわれています。
 
・和楽足湯(わらしゆ) 
 ここは無料で利用できる足湯で、誰でも気軽に立ち寄れます。川のせせらぎを聞きながらお湯に浸かると、大正ロマンの空気に包まれる感じがします。 
  
・古山閣(こざんかく) 
 壁に描かれている『鏝絵(こてえ)』は、漆喰(しっくい)を使い、左官職人が鏝(こて)で描いた伝統の装飾画で、職人技の結晶です。 
 
これから、白銀公園(しろがねこうえん)に向かいます。 
・銀抗洞(ぎんこうど) 
 銀山温泉街から徒歩約15分の場所にあり、渓谷沿いの遊歩道を進んで来ます。ここでは、江戸時代の鉱山跡を見学することができます。現在見学できる跡地は小規模ですが、当時はもっと広く、数千人規模の人々が働いていたと言われています。 
壁面には「焼き掘り」という独特の採掘法の痕跡が残り、すすの跡や黒ずんだ岩肌が、当時の過酷な労働と技術の高さを物語っていました 
 
・儀賀市郎左衛門(ぎが いちろうざえもん)の像 
 儀賀市郎左衛門は出羽三山詣(でわさんざんもうで)の途中に、延沢の地で銀鉱石を発見したと伝えられています。 
と言うことは、もし彼が銀鉱石を発見しなかったら、延沢銀山も、銀山温泉も、今の形では存在していなかったかもしれませんね。 
 
・遊歩道に沿って温泉街に戻ります。 
奥入瀬渓流のようで、透明度がとても高い渓流です。空気も美味しくて、とても良い景色ですね。 
 
「ドラマ『おしん』で、母(ふじ)が銀山温泉に来たおしんに『こけし』を手渡す場面があり、そのモデルになった『おしんこけし』が売られている店」です。 
 
午後5時40分、旅館に戻ってきました。 
夕食まで少し時間があるので、洞窟風呂に向かいます。この洞窟風呂は、空いていれば自由に利用できる貸切風呂で、ちょうど空いていたため、ゆったりと浸かることにしました。この時間帯は、狙い目かもしれません。 
 
午後6時半、夕食の時間になったので、4階にある「喜楽(きらく)」に向かいます。 
ここ能登屋の夕食は、和食会席料理(かいせきりょうり)で、山形の旬の食材がふんだんに使われていて、目にも舌にもやさしい品々が並んでいます。 
 
食後は少し休憩をとり、外へ出て温泉街のライトアップを撮影しに向かいます。 
 
ガス灯の光が木造建築の輪郭をやさしく浮かび出し、温泉街はまるで幻想的な舞台のようです。 
昼間の懐かしさとはまた違い、夜は灯りに包まれ、まるで大正時代に迷い込んだような気分になります。 
もし雪の季節に訪れたら、白銀に包まれた山並みのライトアップが加わり、さらに幻想的な世界が広がることでしょう。 
 
午後9時を前、温泉街のライトアップが幕を閉じるその前に、もう一度外へ出かけます。 人の姿もまばらになり、川のせせらぎがいっそう耳に残ります。 
やさしいガス灯に照らされた木造建築の旅館が静かに浮かび上がり、
ノスタルジックな光景が街全体を包み込みます。 
 
実は、銀山温泉はスタジオジブリの映画『千と千尋の神隠し』のモデルのひとつではないか?とも言われており、レトロでフォトジェニックな建物がその魅力のひとつです。 この映画のモデルとされる場所は、他にも「群馬県・積善館」「長野県・金具屋」「愛媛県・道後温泉」「台湾・九份(阿妹茶樓)」などがあり、それぞれに異なる風情を醸し出しています。