北条早雲の居城韮山城の紹介動画はこちらhttps://youtu.be/lZ01AJtzW44
伊豆下田。幕末開国の舞台となった港町は一大観光地として多くの方が訪れます。ペリーをはじめ多くの外国人がここに上陸し、「下田条約」締結が行われた了仙寺もあります。付近の通りは「ペリーロード」と名付けられ、趣のある街並みが残されています。伊豆の踊子の別れの場面となった下田港の奥にある「下田公園」。毎年梅雨の時期にはアジサイが咲き誇ることでも知られています。その山は戦国時代関東のほとんどを治めていた北条氏が築いた海城でした。豊臣秀吉が関東に侵攻してくることがわかってきた天正16年頃から整備されたようで、北条氏が多く用いた畝堀の遺構が今でも残っています。この下田城のみどころは大規模な堀や切岸なのですが、この山のあちこちに点在する展望台も見逃せません。どの場所も駐車場から徒歩30分くらいで行けます。道も整備されているのでスニーカーでOK。私が特に気に入ったのは「志太ヶ浦展望台」。おそらく下田城の城域からは外れていると思うのですが、太平洋の大海原を望む絶景がそこに広がっています。ベンチが二つ設置されていますが誰もいません。雄大な大自然を目の前にしばらくたたずめば、日ごろの疲れもスッととれそうです。帰りは「まどが浜海遊公園」で海を眺めながら足湯を楽しみましょう!